真夏のような暑さ

高温多湿でむせ返るような午後、東山の森を歩いた。ウグイスが澄んだ音色で鳴き続けたが決して姿を見せない。藪の中に真っ赤な野イチゴが宝石のように輝いていた。野イチゴといっても何種類かあるがどれなのかは知らない。森の中に入るとウスノキの赤い実が目にとまった。シロシタホタルガが先導するように飛んだ。なかなかオシャレな衣装を身につけて。森の中は緑風が吹き渡り気持ちがよかった。稲田に目をやると稲は大きくなってきた。この湿気の多さが植物を育てるのだから、梅雨も大切だ。でもこう蒸し暑いと身体が順応しない。

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夏空にガマズミが似あう

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野イチゴ A

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野イチゴ B

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ウスノキの実

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シロシタホタルガ モダンな衣装

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稲田

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マサキの花