連日の Home stay

連日降り込められている。こんな日は頓挫している本読みのチャンスだ。ハラリのサピエンス全史が農業革命で止まっている。再開するも、また中断(集中力に欠ける)。電子書籍は誘惑が多い。

日曜日の楽しみに朝日俳壇がある。共感句に季節の色や風を感じる。甜瓜(まくわうり)の黄色、若冲の鶏冠、北浜名の風景、泰山木の大きな白い花が目に浮かぶ。
・古希過ぎて 昭和を齧る(かじる) 甜瓜(まくわうり) 天童光宏
若冲の 鷄(とり)梅雨明けの ときを告げ 横山由紀子
・雲の嶺 引佐(いなさ)細江に 潮満ちて 森田幸夫
・万緑の 色の深さに 包まるる 友井正明
・両の手で すくふ泰山木の花  清水宏

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泰山木