アルルカンと道化師

話題の半沢直樹だが、TVドラマはみていない。池井戸作品は空飛ぶタイヤ 下町ロケットなどを読んできたけれど半沢直樹シリーズははじめて。銀行員の世界と画家の剽窃 盗作の問題を織り込んでいて面白いことは面白い。アルルカンは即興喜劇に登場する皮肉屋、ピエロは戯け者というちがいがあるのか? ピカソセザンヌも描いているのはいろいろな内面を表現することができるからだろか?アルルカンをめぐる二人の画家の話は興味深かった。半沢直樹の「倍がえし」はサラリーマンのストレス発散になるのだろう。サラリーマン卒業生にとっては遠い世界の話だった。

アルルカンと道化師 池井戸潤著 講談社

f:id:tsaito758:20201206125523j:plain