昨日は雨模様の曇天でうちに篭っていたので、代わりに机上バードウォッチング。先日 書評欄に紹介された柳瀬博一著 「カワセミ都市トーキョー」読んで過ごした。高度成長期 河川の汚染で姿を見せなくなっていたカワセミがトーキョーの都心に舞い戻っている。その経緯を闊達な (心地いい) 文章と写真で表現。筆者は小網代や鶴見川の自然保護活動をした岸由二氏の仲間 東工大教授 (文系の人らしい) 。カワセミの追っかけは楽しさにあふれユーモラス。神田川や目黒川らしきコンクリート河岸の川でのカワセミの子育ての様子を追っている。ここ数年 この地方でもカワセミを身近に見るようになった。
カワセミ都市トーキョー 幻の鳥はなぜ高級住宅街で暮らすのか 柳瀬博一著 平凡社新書
