深まる秋 東山の森

はっきりしない天気だが、雨は上がって曇り空。来週前半まで天気が悪いとの予報なので歩けるときに歩いておこうと、東山の森(いつもの平和公園)に秋を訪ねた。稲田では稲刈りが始まった。草はらにも秋がやってきて、キクイモ、アメリカセンダングサが黄色い花を咲かせていた。石垣のサルトリイバラの実も色づいてきた。これはさらに赤くなる。カキやカラタチ、カラスウリも秋らしくなってきた。モッコク、モチノキ、シャリンバイも地味だけれど色をなしてきた。僕の中での秋の代表選手はアオツヅラフジ、深い青色がいいのだ。真夏に清々しく咲いたムクゲは秋を迎えてカラカラの実をつけた。そういえばいつの間にか蝉の鳴き声が途絶えて虫の音(リンリンと聞こえるからスズムシだろう)がしだした。森の道を歩くとポトリ、ポトリとドングリの落ちる音。一雨ごとに秋は深まる。なんとなく寂しさも募る季節となりぬ。

稲刈り

キクイモ

アメリカセンダングサ

サルトリイバラ

カキ 野鳥は見向きもしない

カラタチ 金色になってきた

モッコク

モチノキ 

シャリンバイ

アオツヅラフジ

ムクゲ

ソヨゴ

ノイバラ