初冬の八竜湿地 自然の色彩

毎月第1日曜日が恒例の八竜湿地観察会に参加した。
今年の冬の到来は遅い。
それでも里山は晩秋から初冬の装いに変っていた。
木々はそれぞれの色彩を身に着けて冬に備えている。
今回の趣向は自然の色彩を鑑賞すること。
里山をひとめぐりして、集めた葉っぱや実をテーブルに広げてカラー見本と見比べる。
ぴったり合ったものもあったが、一致するカードが見当たらないものも多い。
自然の色彩は微妙だ。


それにしても、色の名前を知らなすぎる。
自分が思っている色とカラー見本のヅレが大きい。
デジタル画像処理のときのようにカラーを数字で表せれば正確だが、
ヒトとヒトの間で色のイメージを言葉で伝えるのは難しい。
結局なにかモノや現象にたとえることになる。
しかしそれぞれの生活経験が違えばそれも伝わらない。
とび色、かば色、きんちゃ色・・・・・??
赤系といってもいっぱいある。
しののめ(東雲)とあかね(茜)はどう違う?