コッツウォルズ

Oxford、Bath、Stratfordあたりのトライアングルゾーンをコッツウォルズと言うらしい。
この日は、日帰りバスツアに参加。
ガイドの David 氏は、日英バイリンガル。日本のICUを卒業して、ANA勤務をしていたそうで
流暢な日本語で案内してくれた。
ツアの参加者もインターナショナル。ロシアやドイツ、オーストラリアからの人たちと日本人2組。
「コッツ」というのは、羊を囲い込むところ。「ウォルズ」は丘を意味する。
この地域は、羊を飼って羊毛を産して生活していた。
なだらかな草原の丘が続き、石積の囲い、小さな石造りの小屋が点在する。
道は曲がりくねり、クルマのすれ違いにも注意を要する。
川の流れと木々に取り囲まれた村々、どこも風景画を見るようだ。
この地域で産する石灰岩は、ハニーストーンと呼ばれるベージュ、グレーがかった色の石。
住宅はこの石でできていて、小ぶり。花に囲まれ、いかにもイギリスらしい。
はじめの訪問先は、Burford。坂道沿いに小さな土産物屋が並ぶ。
その通りの裏にまわると、村の教会と墓地。礼拝中なのかオルガンと聖歌が流れる。
墓地には変わった形の墓石が並ぶ。羊毛商人のものだそうだ。
教会の裏手には小川が流れていた。水仙が群生し、水鳥が泳ぐ。
Bibury,Bourton on the Water,Stow on the Wold といずれも素朴な田舎村。
イースターの休暇だったせいか、人出が多かった。
最後に、シェークスピア生誕の地 Stradford upon Avon を訪ねた。
生家が保存されていた。