夏の八竜

1ヶ月ぶりの八竜。
里山は緑がいっそう濃くなり、
湿地はヌマガヤなどの草の丈が大きくなってむっとする草いきれ
その中に、白いサギソウの群生するのが見えた。
翼を広げた姿に似たサギソウは涼しげだ。
見上げたコナラの葉には、蝉の抜け殻が集合している。
同じところにこんなにも集まるのはどういう習性によるのか。
近くのコナラの根元に鋸くずのような粉が溜まっている。
ナガキクイムシの糞だそうだ。この虫に取り付かれると、その木は
枯れる運命にある。5mmぐらいの小さな虫だがその威力はすごい。