草紅葉 くさもみじ

今日は、八竜湿地の自然観察会の日。
入口のキンモクセイが強い香りを放っていた。
里山はまだ濃い緑のまま。梢には小鳥が群れている。
春にはテリトリーを主張していたが、この時期は種々の鳥がいっしょに群れている(混群というのだそうだ)。
湿地の草地は、秋の花をつけているものもあるが、多くは枯草になってきた。
サワヒヨドリ、アキノウナギツカミ、ヒメジソ、コブナグサなどなど。
ミヤマガマズミ、ガマズミ、ウメモドキなどの赤い実。
シラタマホシクサは、まだ白い花をつけて群生しているが、終章に入っている。
ワレモコウも少なくなってきた。
草地をよくみると、アリノトウグサの葉っぱが赤くなっている。
草紅葉(くさもみじ)というのだそうだ。
湿地の草地は、里山よりも一足はやく秋模様。
これから日一日と秋が深まっていく。