ピカソ展

岡崎市美術博物館に足をのばして、ピカソ展を見てきた。
会期末の最後の土曜日なので、来館者はけっこう多かった。
ケルン市のルートヴィッヒ美術館のコレクションと写真家ロベルト・オテロ
ピカソ晩年のスナップ集。
好き嫌いからいえば、この作家はあまり好きではないが、その才能は凄いと思う。
あのエネルギッシュな活動(女性遍歴も含めて)は頑健な体からくるのだろうか。
健康でエネルギッシュでありつづけることは、才能のひとつだ。
ピカソは若い頃から、デッサン力に秀でていたのだ。
生まれながらの画家(父も画家)が、時代時代に影響をうけて変貌していく様子は
ピカソにして人間」を感じる。
剽窃という声もあったらしいが、彼なりに消化して乗り越えてきたのだろう。
今回、買ってきたポストカードは
浜辺の裸婦(1933年)、梟(陶器 1952年)、読書する女の頭部(1953年)の3点。