賢者のデジタル

賢者のデジタル 山根一眞著 マガジンハウス
1997年から日経新聞に連載されたコラム(現在も掲載中)の大集成。
著者はデジタル機器の最先端ユーザーとして走ってきたひとで、僕は
そのファンのひとり。
このひとのオタクぶりには、呆れながらも羨望を禁じえなかった。
そして大いに刺激を受けてきた。
この本では、ここ10年のデジタルものの変遷を追う。それぞれのコラム
には、現在の視点からのコメントが添えられている。
その当時の最先端技術も、今からみるとかわいいものだった。
デジタルをいかに味方につけるかは、高齢化する僕らの世代にとっては
大きな課題である。大いに参考になった。
一番参考になったのは、デジタルに向かうマインドである。