東京モーターショー

今回から「仕事の眼」で見ることはやめて、クルマ好きのひとりとして見ることとした。
クルマ好きのNさんと悪口・酷評をしながら見てまわった。
全体的な感想としては、東京モーターショー地盤沈下
昔の熱気がない。メーカー間の格差。古色蒼然のデザイン、陳腐なアイディアも混在。

いくつかのメロランダム。
・Big3は手抜き。そうせざるをえない状況か、日本市場より中国市場が大事なのか。
・ヨーロッパ勢にも翳り。
 WVに元気なし。眼を覆いたくなるプジョールノーもさっぱり元気なし。
 シトロエンも理解しがたい。
・miniは脱mini化をはかるつもりか。
・国内メーカーのコンセプトカーのなかには、デザイナーのひとりよがりといったものも見られた。
・コンセプトカーの傾向として、ベルトラインが高くてサイドガラスの面積が小さいものが多い。
 こんなクルマに乗ったときの閉塞感はどんなだろうか。
 グラッシーな室内空間というのは、もう流行らないのだろうか。
・フロントグリルのデカズラ化がすすんでいる。アグリー(みにくい)のオンパレードだ。
・サイドミラーの電子カメラ化がすすんでいるが、もうすこし美しい処理がほしい。
・日産ブースはGT−Rが中心。それでいいのか?
・スバルの古色蒼然たるデザイン。それでいいのか?
・スズキの大型セダンはどういうことか?
・欧州車にSUV系ブーム。
・飛び交う言葉から判断して、中国からの来場者が多い。20年ぐらい前の日本を思い出す。
いろいろ悪口を言ったけれど、楽しかった。