近つ飛鳥博物館

大和の飛鳥を遠い飛鳥=遠つ飛鳥というのに対して
南河内の飛鳥を近い飛鳥=近つ飛鳥(ちかつあすか)という。
難波の都から近いということである。
この周辺は3〜6世紀にかけての古墳が多数ある。
その出土品を展示するのが「近つ飛鳥博物館」。
この時代、新しい文化が沸き立つようだ。
聖徳太子の墓、埴輪、土器、鉄の馬具などなど。
石棺や大きな石造物を運んだ木橇である修理(しゅり)や
役人の勤務評定が書かれた木簡・・・・。
興味は尽きない。
記念にはにわの小さなレプリカを買ってきた。
この博物館は、安藤忠雄作品。
満開の桜と若葉の木々に囲まれてのびやか。
展示物は地中にある。
天王寺あべの橋から河内長野方面に近鉄・バスで約1時間。
そうとう不便な地にある。
でも充実した一日がすごせた。
帰りに大阪城に寄り道。ここは人があふれていた。