八竜は緑深まる

恒例の5月八竜観察会。
里山に分け入って木々の様子を観察。
コバノミツバツツジやマメナシの花は終わり、
ズミが白い花を咲かせていたが、花の草木は少なくなった。
春の一幕目はおわり二幕目になった。
緑が深まり、木々の根元には実生の若木が伸びていた。
コナラ、アカメカシワ・・・・・・など、生命力の強さを感じる。
全部が成木に育つわけもなく、生存競争が始まるのだろか。
湿地では、スミレのような姿をしたトキワハゼ、大文字のようなニガイが可愛い。
トンボ(シオカラ、ムギワラ)がたまり水に尻尾をちょんちょんやっている。
水の中をのぞくと、オタマジャクシに足がはえて、
落ち葉の陰のサンショウウオは2センチほどになっていた。
この時期、植物も動物もぐんぐん育っていく。その営みを感じる。