水没したシラタマホシクサ

先日の日曜日は恒例の八竜湿地観察会だった。
雨が多かったせいで、奥の湿原は水浸しとなっていた。
こんなことはめずらしい。
水溜りの中に、シラタマホシクサが小さくて白い花を咲かせていた。
少し高いところに群生したシラタマホシクサは白砂糖を撒いたよう。
ウメモドキは真っ赤な実をつけ、ワレモコウが真紅の穂を揺らしていた。
湿地には、秋の気配が漂う。
里山はつくつく法師が夏の終わりを告げていた。
木道には小枝が散らばっていた。
チョッキリ虫がドングリから出てきて枝を切り落としたもの。
ドングリの傘に小さな穴が開いている。
急に秋めいてきて、今朝は肌寒さを覚えた。