地球温暖化CO2犯人説を疑う

気象変動の要因はいくつかあるなかで、
CO2が唯一の原因だとセンセーショナルに報じて不安を煽っている。
京都議定書のもととなったIPCC報告書を疑ってみるという論調ある。
大気の主成分は体積比で窒素 78%、酸素 21%に対してCO2は0.04%。
この増減よりも、雲の影響のほうが格段に気象に影響する。
雲の量が1%増えれば、気温は1℃下がる。この方が実感としてわかりやすい。
太陽の黒点(太陽エネルギー)、地球磁場と宇宙線、火山噴火などが雲のあり方を左右する。
この雲の効果を一定とみてスパコンで計算したIPCC報告は、CO2が気温上昇を暴走させると判定した。
暴走に対する緩衝作用ということも議論されていない。
いろいろな要因が考えられるのに、一つの要因に絞ってしまうあたりに作為的なものを感じる。
以上は、最近読んだ「「地球温暖化」論に騙されるな」の言うところ。


地球温暖化」論に騙されるな! 丸山重徳著 講談社