シリコンバレーではゴミを分別しない

なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか 瀧口範子著 プレジデント社
本のタイトルはシリコンバレーの雰囲気を伝えるひと駒である。
ここに10数年暮らした筆者がその空気を伝える。
新しい発想(成功するものもあれば、消えていくものも多い)が
ここで生まれる理由が見えてくる。
試行錯誤を繰り返していけば、世の中いい方向に進むだろうという楽観主義。
しかしおごれるもの久しからず。
あのグーグル、アップル、ヤフー、MSにも弱点がでてくる。
常勝というものもない。
ゴミの話は、分別せず単純にするほど資源回収がうまくいく。
それは実証されているという。
超巨大ゴミ箱が用意されていて、なんでもぶち込むのだそうだ。
住民に分別を強要することの社会全体としての非効率を思う。