サッカー好きの I さんがすすめてくれた山本昌邦の本。
元アテネオリンピック代表監督、元Jリーグ・ジュビロ磐田監督。
いつも切れ味のよい解説をしてくれる。
日本サッカー遺産 W杯出場舞台裏の歴史と戦略 山本昌邦著 ベスト新書
これまで日本サッカー界が歩んできた道程をその舞台裏から紹介。
何人かのキーマンの残していった教訓が満載。
これだけのことが分かっていても実践はむずかしい。
印象深かったこと。
・メンタル面を重視したトルシエ
・西野朗の忍耐強さ
・走れ走れの松本育夫とオシム
・釜本邦茂のボレーシュート特訓
・クラマーとビラルド
「データで読み解く戦略」がこれからの観戦の参考になる。
・変化をうむポジショニングの妙
・ワンタッチパスが世界基準
・得点につながるクロスをあげる位置
・ゴールがきまるエリア=ペナルティエリア
・エリア内にトップスピードで入りボールをとらえるミート技術
・1試合あたり12kmを超える走力とスプリント回数
・スプリントする場所と方向
山本昌邦はオーストラリア戦の解説をしていたけれど、さぞストレスが溜まったことだろう。