究極の田んぼ

耕さず肥料も農薬も使わない農業。
冬期湛水(冬、田んぼに水をはる)する。
イトミミズが繁殖するようになってその排せつ物が肥料になる。
そうやって生態系を回復させた土壌に低温育苗で鍛えた苗を植える。
田んぼは耕さず自然の厳しい環境で稲を育てる。
するとこれまでの農法に比べて2倍の収穫があるという。
これにはビックリ。
著者の説明を聴くと納得だが、その探究心に脱帽。
木村秋則さんのリンゴ栽培に共通するものがある。
究極の田んぼ 岩澤信夫著 日本経済新聞出版社