酷暑のギャラリーめぐり

クルマの車外温度メーターは38度をさしていた。
療養中のNさん抜きでギャラリーめぐりを慣行した。
ギャラリー・森の響(日進市)で「みずいろ 水彩画作品展」。
竹下 功氏が主宰する教室展で、野外スケッチが中心だった。
なかなかレベルの高い作品展で気持良く鑑賞できた。


日頃は通りすぎるだけだったマスプロ美術館(日進市)に寄ってみた。
焼き物と浮世絵のコレクション。膨大な数の展示に圧倒された。
浮世絵は明治時代のものも多く、その緻密な木版技術に驚いた。
こういった刷絵はどういう頒布のしかたをしたのだろうか?
グラフィカルな情報として、観光地のガイドマップとして・・・・。
彫師、刷師の職人たち、企画・手配する興業元とネットワーク・・・・。
この浮世絵・錦絵というメディアは世の中でどう機能していたのだろう。


午後は写真展を2つ。
三上文夫写真展@木もれ陽(長久手町)、堀川の風景をモノクロで切りとっている。
なにか懐かしい情景。ギャラリーも雰囲気のあってよかった。
写真展・サバンナにかがやく命@栄・セントラルギャラリー。
キリマンジャロを背景に野生動物たちを間近くで撮影した迫力のある写真。


酷暑の中4つの展覧会をこなした。ご苦労なことだったがまづまづの達成感。