汚染水の海への拡散

近ごろ福島第1原発の第1〜4号炉がどういう状況なのか報道さない。
一応の小康状態にあるということなのか?
圧力容器への真水の注入と燃料プールへの放水が続いているはず。
それらの水の行方はどこなのかはっきり報道されていない。
タービン建屋の地下に溜まり続けているだろうか。
地下水に流れこむか海に流れているはずだろう。
燃料プールの方は水蒸気として大気に放出されているわけだろう。
いずれも放射能物質が漏れているわけで事は重大。
海中フェンスの設定が完了したというが効果の程は疑わしい。
文科省がやっと汚染水の海への拡散予測を公表した。
IAEAのHPでも放射能物質の海への拡散シュミレーションを掲載している。
この状況がどんなものか専門家の見解がないので、どれだけシビアなのか不明。
いずれにしてもクローズドな冷却装置の復元あるいは新設を急がなくてならない。
どんどんチェルノブイリ規模に近づいてしまう。


IAEAの拡散シュミレーションは下記に掲載されている。
http://www.iaea.org/newscenter/images/dispersion-900.gif