砂上の楼閣

福島原発の状況は、前進はわずかでむしろ悪化がめだつ。
1号機ばかりか、2号機・3号機でのメルトダウンが明らかになった。
地震直後に漏水・蒸気漏れが発生し、メルトダウンにつながった。
配管系の脆弱性は指摘されていた。
浜岡原発での配管損傷の現場写真をみても配管系の脆弱性は明らかだ。
想定外の津波が原因だとしていたが、地震が第1原因だったわけだ。
都合の悪い情報は隠蔽していた。
水位計を調整したら水位が低かったことがわかったというのはまさに杜撰。

両手から砂がこぼれ落ちていくような感じがする。
正しい情報に立脚していない収束計画(工程表)、そういうのを砂上の楼閣という。
現状把握が十分できていないのだから、これから何が起こるかわからない。