ユニクロ帝国の光と影

ユニクロは快進撃中。
労働力の安い海外の委託工場で大量生産して大量販売するというビジネスモデルを築いた。
材料から販売までの川上から川下まで一気通貫のビジネスで無駄を押さえて高収益を上げる。
が、なにやら怪しげな影がつきまとう。本書では影の部分が色濃く描かれる。
ユニクロ=柳井 正というところがまさにユニクロ帝国。
徹底した品質管理、人件費削減、内部監査などなど、光が強いだけに影も深い。

ユニクロ帝国の光と影  横田増生著  文藝春秋