セブン-イレブンとイオン

小売業界大手のセブン-イレブンとイオンが決算発表したが、明暗を分けた。セブン-イレブンは連続最高益だったが、イオンは17.5%の減益だった。消費税増税後の経営戦略の差によるらしい。イオンは3%の値下げを断行。セブン-イレブンは値段据え置きのまま積極的商品展開ーex 100円コーヒーとドーナッツ。背景には社会構造の変化が見て取れる。イオンは地方型の店舗展開(イオンモールは郊外が多い)に対して、セブン-イレブンは都市型(本山駅周辺に3店舗もある)。安倍政権の地方再生策にもかかわらず地方はボロボロ。イオンモールはサラリーマン中心。そのサラリーマンの賃金アップも大企業は1.8%アップだったが、中小企業はアップなし。格差が拡大している。共稼ぎが増えてコンビニ弁当もよく売れる(奥さんの時間がない)。勝ち組サラリーマンもコンビニはよく使う。そういうわけでコンビニ中心のセブン-イレブンが増益となったそうだ。以上、森永卓郎氏の意見の受け売り。
試しにセブン-イレブンのコーヒー(Lサイズ 150円)を買ってみた。味はまずまずでお値打ち感あり。