ロカ岬と発見のモニュメント

ロカ岬はユーラシア大陸の最西端。切り立った岬の先は大西洋が広がりまさに地の果て。突端の十字架の塔には「ここに地終わり、海始まる」と刻まれている。案内所で「最西端到達証明書」を発行してもらった(11€)。
翌日、リスボンベレン地区で「発見のモニュメント」に出かけた。エンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられたタワー(1960年建立)。側面に33人の偉人像がある。先頭はエンリケ航海王子、3番目にヴァスコ・ダ・ガマ。16番目にザビエル。海始まる地から大航海時代が始まる。
ポルトガルの衰退は案外はやかった。イギリス海軍力、植民地経営、産業革命。オランダの東インド会社、資本主義の台頭などに追い抜かされた。なぜなのか? 興味尽きない題材をみつけた。
最西端到達証明書

発見のモニュメント