土壌を学ぶ

今日の朝日新聞のコラム・私の視点に愛媛大学名誉教授の立川 涼先生が「土壌を学ぶ機会を増やそう」という意見を投稿していた。今年は国連の国際土壌年。地球の表面は大気、水、土壌で覆われており、表土の管理を怠り肥沃度が低下すると文明を消滅させる。ナイル流域、メソポタミア、インダス流域など。まさに正論だと思う。ダウィンの「みみずの研究」を思いおこした。スタインベックの「怒りの葡萄」の背景にも、この土壌問題があったとか。梅雨の時節、土がしっかり雨を含んで、みみずや微生物が活発に活動してくれることを願う。