クチナシ

梅雨の合間の晴れ間に、小幡緑地を歩いてきた。
クチナシ(梔子)が雑木林の中に花咲き香りを放っていた。正しくは香りを放っていたようだ。鼻にには自信がない。「くちなしや 鼻から下は すぐにあご」などと落語の枕に使われているのを思い出した。クチナシの花は清楚なので歌謡曲にも歌われる(渡哲也)。
少し盛りを過ぎているのか、黄ばんでいるのもあった。秋には黄色い実がなる。この実が弾けない(口を開けない)ことからクチナシというそうだ。