久しく足が遠のいていた庄内緑地を訪ねた。ここは庄内川の傍にあって洪水の調整池。広い敷地に多くの樹木が植えられている。秋の樹木を見ていこう。
大きなセンダンに迎えられる。大きく枝を青空に広げている。少し歩いたところにロウバイ。寒風が吹く頃、黄色い花が咲きすっとする香りを漂わせる。その花はカラカラの実になっていた。道はメタセコイアの並木になる。気持ちよくまっすぐ空に向かって伸びている。ケヤキが枝を広げ秋らしい葉っぱが陽を浴びて輝く。春には雪のようになっていたナンジャモンジャには黒いというか濃紺の実が風に揺れていた。トウネズミモチもたくさん実をつけている。葉を日にかざすと葉脈が透けて見えるので透鼠黐という。ラクウショウも黄葉して秋を感じさせる。気根が水際にニョキニョキと立っていてなにやら仏塔を思わせた。マンサクも黄葉。雑木林の緑にモチノキの赤い実が映えた。ナンキンハゼが紅葉してカラフル。巨大なピラカンサが見事に実をつけていて、それを啄ばむカワラヒワがやってきていた。締めはハナミズキ。秋の樹木を楽しんだ。
センダン
大きく枝を広げたセンダン 実はまだあおい
ロウバイ
メタセコイア
ケヤキ
ナンジャモンジャ
ナンジャモンジャの実
トウネズミモチの実
ラクウショウの黄葉
ラクウショウの気根
マンサクの黄葉
モチノキの赤い実
ナンキンハゼの紅葉
ピラカンサ
ハナミズキ