視力を失わない生き方

僕は今、視力の衰えを実感しなんとかしなくてはと痛感している。そこで手にしたのがこの本。
日本の眼科医療は間違いだらけだと糾弾している。特に大学病院 総合病院は研修中心で旧態依然のレベルだ。
手術の腕が問われる世界だが、日本の眼科外科医のレベルは先進国に比べてかなり低い。大概の眼の疾患は腕のいい眼科外科医の手術で治ると言い切る。
また糖尿病性網膜症(糖尿病の僕は大いに心配)には糖質制限が必要だとの指摘。やれやれである。
大変重要な指摘が多いが、自己宣伝臭(我田引水)が多いのが気になる。
どうやって優秀な眼科外科医を見つければいいのか? そこのところの言及が足りないように思う。

視力を失わない生き方 深作秀春著 光文社新書