もう一人の春樹

角川春樹は波乱万丈の人生だ。大出版社角川書店の御曹司として育つも、若い頃は破天荒。麻薬密売事件で懲役4年の実刑カドカワ映画、出版人と活躍する一方で俳人としても名をなす。実像はあまり知らない。この人が時代小説・作家の佐伯泰英朝日新聞で往復書簡を交わしていた。最終回がしみじみとしたいい文章だった。この往復書簡、心を通わせてなかなかよかった。
朝日新聞デジタルのおかげでバックナンバー(12回)を読み直すことができた。Very Good !