ブログのタイトル画像を South Kensington 風景に変えた。寺島実郎氏の最新刊「ユニオンジャックの矢」を読み始めたら、若い頃イギリスに滞在したときに投宿したのが South Kensington だったと懐かしんでいた。僕も10年前になるがロンドン・スティのときにこの街のホテルに泊まったので懐かしかった。
イギリスの動向を注視している。イギリスの本質はネットワーク力にある。ドバイ、ベンガルール、シンガポール、シドニーを結ぶラインを「ユニオンジャックの矢」という。いずれもイギリス植民地だった。シティとの繋がり（シティが司令塔役）、オイルマネーの還元、シンガポールの金融、インドのIT、オーストラリアの地下資源。ブレグジットでイギリスは傾斜するのか？ イギリスのしたたかさを読んでいる。メイ首相の舵取りやいかに？
ユニオンジャックの矢 寺島実郎著 NHK出版
