青森ねぶたについて書き残しておきたい。弘前、五所川原、浅虫、つがる市と県内各地でねぶた祭があるので青森市のを青森ねぶたという。15時半には青森空港に到着。18時半 開始の花火を合図に大太鼓にバチが入り、太鼓 笛 鉦 らっせーらー!らっせーらー!の掛け声が始まった。煌々と光るねぶたがゆっくり動き出した。ねぶたは大勢の男衆が舞台下で動かしていて(縁の下の力持ち)統制役の掛け声で右左、上下、回転しながら移動していく。神話や歴史モノを題材にしたハリボテが動くと迫力がある。ねぶたの前には跳人(ハネト)といわれる踊り手が飛び跳ねているが、リオのカーニバルを連想させるほど賑やか 思いおもいに飛び跳ねている。津軽の人はラテン系かと思うほど陽気だ。らっせ らっせ らっせーらー!!の掛け声に乗って飛び跳ねる(乱舞)。一連隊がゆっくり動いてゆく。近ずいてきてクライマックスを迎え、しだいに遠のいていく。そこに哀愁を感じた。棟方志功がその哀愁を言葉にしていたが、思い出せない。耳に残るお囃子とらっせーらーの掛け声。忘れられない夏となった。