9時には平和公園の里山に立った。この時間だと風が爽やかで心地よい。原っぱや雑木林にウグイスの声がよく響き渡る。もうひとつ別の鳴き声がする。 ホーホーホッ ピッピッ ピォピォ(うまく擬音化できないが・・・)は何という鳥だろうか?田んぼにいくとシオカラトンボの姿があった。畔にツバメが止まったのでよく見ると燕脂の色が識別できた(確かにツバメの色だ)。
今朝の天声人語は室生犀星の梅の一句を紹介していた。青梅の臀うつくしくそろひけり。ウメの実は大きくなっていた。となりのカキもしっかりカキの実の形になっいた。梅雨入り前のこの時期、植物からの派手な便りはすくない。ムラサキシキブの薄化粧、ウツギの薄紅色、ロウバイの薄茶色、黒ずんできたクワの実。この地方の梅雨入りは10日過ぎという予報だ。梅雨入り前の真夏日をなんていうのだろうか?