梅雨の前に海上の森を訪ねておきたかった。明日から天気は下り坂との予報だ。まだ9時少し過ぎというのにいく組もの中高齢者の姿があった。ここなら 3蜜の心配はない。半月ほど前に来たばかりなので新発見はないかもしれない。森の緑は一段と深まった。いくつか野鳥の声が聞こえるがウグイス以外は判別できない(クロツグミ、キビタキ、サンコウチョウなどが聴こえたというバードウォッチャーがいた)。鳥はあきらめて植物観察。ヤマボウシの白い花があちこちにある。道沿いにユキノシタ(これははじめて見た スマホアプリで判別)、ツクバネウツギ、ノイバラ、カマツカ、ウツギ、イトトンボなどを見ながら海上の里にいたる。里山は田植えの時期だった。民家の畑のまわりではナス、ノアザミ、アルストロメリアなどを見かけた。往復 4km弱の道のりなのにベタベタに草臥れた。湿度が高いせいだろうか? 身体がなじまないせいだろうか? 草臥れるけれど自然の中を歩くのは気分がいい。