猫ヶ洞池のサクラ

晴れやかな陽光はないが気温が急上昇 サクラが一気に花開いた。昼すぎに歯科の予約があるので近場の猫ヶ洞池で桜見物。枝垂れ桜は満開にはまだ数日かかりそうだが、染井吉野はほぼ満開になった。池の畔で枝垂れ桜を眺めていたらミサゴが飛来し、眼前でドボンを敢行してみせた。そのあと数羽のカラスがミサゴを追いかけまわして退散させた。今やカラスの天下である。

ボケがみごとだった。シュロの若葉が若々しかった。池の奥に広がる葦原は新しい葦がグイグイ伸びはじめた。新しい生命を感ずる。

この日思いおこしたのは、西行の和歌

 願わくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ

如月の望月は陰暦で2月15日 今の暦だと3月中旬。ちょうど今ごろの感じだろうか。そう謳った西行は何年か後の2月16日に亡くなっている。僕も暑くも寒くもない今ごろコロリと逝きたいものだ。

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メタセコイア広場のサクラ

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枝垂れ桜とミサゴ

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ミサゴ

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土手のサクラ 僕のお気に入り

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サクラの下 釣り人が集う

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向こう岸の枝垂れ桜

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ボケ A

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ボケ B

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シュロの若葉

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葦原の芽生え