会期が迫ったF•L•ライト展を観に豊田市美術館にでかけた。寒風吹き荒ぶ朝だったけれど 会場は人であふれていた。ライトがこんなに人気があるとは驚いた。建築という専門性の高い展示会だというのに・・・。父が建築のデザイン•設計に関わっていたので門前の小僧的に多少はライトのことを知っていた。日比谷にあった旧帝国ホテルの建物も観ていた (内部に入ったのは明治村に移設してからだったけれど) 。アンコールワットみたいな建物だなあという印象だったが、レンガの意匠をみて美は細部にやどるとの印象に変わった。レーモンド、吉村順三の流れの源流との思いが強かったし、高い位置にあって理解する•鑑賞するということはなかった。今回 緻密な図面の他に模型や資料 家具の展示があったが、レベルが高くてさあ〜と観るにとどまった。図録で勉強しようと思うが・・・。
