時雨の日

今のような季節の雨を時雨というのだろう。今日もなんとなく陰鬱な天気で時々 雨になる(時々 雨だから時雨というわけではないが・・・)。こういう日は溜め込んだ録画を観て過ごすに限る。「大いなる鉄路 16000Km 走破 東京発→パリ行き」去年12月に放映されたBSの鉄道紀行番組(最近再放送された)。1回2時間 延々4回分、録画だから広告は飛ばして観るのだが・・・2回分観たらちょっとうんざり感。

時雨といえば常寂光寺や落柿舎のある嵯峨野を訪ねたときを思い出す。その時も時雨れた。中里恒子の小説「時雨の記」の舞台となっていたように思う。懐かしい。読み返してみたい。

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大いなる鉄路 16000キロ

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時雨の記

 

残務整理

今日の寒さにビビって家の中で過ごすことにした。溜め込んだことがいっぱいあって結構時間に追われた。まず新聞切り抜きの整理。一度切り抜きのデジタル化を試行したけれどアナログ回帰。関心のある記事を切り抜くも、読まずに溜め込んでしまっている。それを先日買ってきた無印良品ノートに貼り付ける(順不同)。アナログの方が読む機会が多いように思う。でも手間暇かかるなあ。録画したTV番組もため込んでしまったので、追加録画できない状態。この日は3本くらい消化したけれど、これも結構時間がかかった。そして積読本を読まなくてはならない。最近は文学的な本からは縁遠く興味本位の本となっている。

・男の不作法 内館牧子著 幻冬舎新書

・潜入中国  峯村健司著 朝日新書

自分が無作法であったことを反省させられた。監視社会となった中国、どうやって取材していくことになるだろうか? ということで今日は残務整理みたいな一日だった。

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牧野ヶ池は寒かった

陽ざしに誘われて牧野ヶ池に来たものの池にそった散歩道は日陰道、水面を渡ってくる風に震え上がった。岸辺近くを泳いでいるのは、オオバンカルガモオナガガモミコアイサヨシガモ、カンムリカイツブリ、カワウは向こう岸。オナガガモはエクリプス なのか頭が白色。カワウは羽根をひろげて乾燥させていた。珍しくキセキレイの姿を見かけた。バードウォッチングの季節になった。寒風の中のバードウォッチングはキツイ。

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オオバン

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カルガモ

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オナガガモのエクリプス ?

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ミコアイサ

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ミコアイサ

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ヨシガモ

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カンムリカイツブリ

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カワウ  羽根干し

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キセキレイ photo by 奥さん

 

窓辺のシクラメン

前のシーズンから持ち越しのシクラメンが咲きはじめた。蕾をたくさん抱えていて楽しみなことだ。シクラメンの鉢は北側の窓辺に置かれているのにちゃんと咲いた。その逞しさに感じるものがあった。今日の1枚として描いてみた。

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シクラメンが咲きはじめた

 

秋を惜しむ

今朝は冷え込んだ。朝の光は透明で新鮮。自宅前の道路が水道工事でクルマが出せないので歩いて平和公園へ行くことになった。お隣の皇帝ダリヤが高い木の上で揺れていた。街路樹のハナミズキが朝日に輝いていた。街路樹の向こうに東山スカイタワーが見えた。

平和公園 ハンノキ湿地に足を向けた。野鳥観察スポットでヒヨドリの水浴びとアオジを観察。ハンノキ湿地ではセンリョウ、フユイチゴムラサキシキブアジサイドライフラワー化したような)などが目を楽しませてくれた。いつもの散策路は光り輝いていた。山裾の道を辿ると紅葉がまだきれいだった。光を浴びると一層美しい。秋を惜しみながら歩きまわった。約2時間の朝の散歩。

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お隣の皇帝ダリヤ

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街路樹の紅葉 ハナミズキ

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街路樹の向こうに東山スカイタワー

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ヒヨドリの水浴び

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アオジ

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センリョウの赤い実

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フユイチゴ

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ムラサキシキブ

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ドライフラワー化したアジサイ

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平和公園の散策路

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紅葉 A

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紅葉 B

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ハゼノキ

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ナンキンハゼ

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シンジュ

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ガマズミ

 

ギャラリーめぐり 豊田版

久しぶりにいつもの仲間とギャラリーめぐり。今回はトヨタ デザイン部OBの長谷川さんのご夫婦の展覧会。豊田の小さなギャラリーで開かれていた。作者ご本人が説明してくれた。下絵をしっかり丁寧に描くとのこと。面そうふでと丸筆 平筆の3本で描きあげるとのこと。正確なパースはかってのトレーニングによる。精密な写実の中に詩的な雰囲気が漂う。脱帽!

 

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文房具 雑記

無印良品の文房具コーナーは注目だ。愛用のA5ダブルリングノート(¥100)を買い足しにいったら三角3色ボールペン(¥390)が目に入ってきた。シンプルなデザインで使いやすそう。深澤直人さんがコーディネートする無印良品だから、深澤デザインの Lamy noto に通ずるものを感じる。軸が三角断面なのでグリップしやすく卓上で転がりにくい。このボールペンは油性インク 0.7mm だが Jetstream のような滑らかさに欠ける。赤の色合いも好みからズレている。いずれリフィルを交換した。デザインは気に入った。

最近、コクヨぺんてるを吸収合併しようとしている。僕はコクヨenpitu sharp (1.3mm) とぺんてるの orenz-nero (0.3mm) を愛用している。どちらを応援するというわけではないが、コクヨ覇権主義が気になる(判官贔屓?)。

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ダブルリングノート enpitsu-sharp orenz-nero 無印3色ボールペン Lamy noto

 

2日目の京都

1日目の晩、二条城はライトアップされていた。僕はくたびれて早々とホテルにチェックインしたが、家族は城内に入ってプロジェクションマッピングを楽しんだ。あちこちの紅葉の名所でライトアップが実施されていて別の楽しみ方ができる。2日目は叡山電鉄岩倉駅下車 実相院へ。ここは磨き込まれた黒い床に紅葉が映り込む床紅葉が有名(撮影禁止なので画像なし)だが、庭もすばらしい。センリョウと苔、借景のある石庭、軒先の紅葉もよかった。京都御所、くろ谷の金戒光明寺をめぐってきた。今回は京都の紅葉三昧だった。

両日とも1.5万歩を記録したので、くたびれてしまった。それで今日も休養日とし、図書館にいっただけ。

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ライトアップされた二条城

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実相院の紅葉

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センリョウと苔

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実相院の石庭

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京都御所の銀杏

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京都御所の紅葉

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くろ谷 金戒光明寺の紅葉

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金戒光明寺の山門

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図書館の銀杏 散りはじめた

京都の紅葉

この土日は京都に紅葉を観にでかけていた。大変な人出と予想していたが、予想に違わずどこもすごい人出だった。朝早く京都に着いたので駅構内のイノダコーヒーでモーニング、ここも行列。JR嵯峨野線(山陰線)で嵯峨嵐山へ。目的はこの秋オープンした福田美術館と宝厳院 弘源寺(天龍寺塔頭)の紅葉。福田美術館には若冲、蘆雪、竹内栖風、横山大観など江戸時代から近代までの日本画のコレクションがある。若冲の12枚の鶏の屏風絵がみごとだった。建物も大きなガラス窓に網代模様が施されていて差し込む光が柔らかい。天龍寺塔頭の紅葉は今が最盛期。人を惹きつけるだけのことはあった。

今日はくたびれて休養日。くたびれると筆がすすまない。2日目のことはまた明日。

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大堰川桂川)沿いに建つ福田美術館

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渡月橋は人でいっぱい

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福美コレクション展

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若冲 屏風絵

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宝厳院の紅葉

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苔と紅葉

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苔と紅葉

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薄の芒