時雨の日

立冬を経たので、この雨を時雨といってもいいのだろう。朝から冷たい雨、でも体感温度はさほど低くはない。内にこもって所在なく過ごした。今図書館から借りている3冊は、椎名誠嵐山光三郎の雑学っぽいエッセイと河谷史夫の書評エッセイ。この日の雰囲気に合うのは河谷本。硬派 新聞記者の文章は硬いが筋が通っているので、心地いい。でもばああと読み飛ばすこともできない。ところどころ立ち止まってしまうのでハカがいかない(果がいかない)。
夜ごと、言葉に灯がともる 河谷史夫著 彩流社