枯れてたまるか!

同学年の嵐山光三郎に親近感を持っている。本の帯に「とかくこの世はオモシロイ。オサラバまでは全力投球!」とある。元気な同輩のそばにいると元気をもらったような気になる。こんな風に暮らしたい。国立のあたりの仲間がいる生活(くにたち山口組)が羨ましい。ご隠居の雑談を聴いているようなものだが、後期高齢者の暮らしに大いに参考になった。
シズ子さん(100歳になる実母)の俳句、奇人・変人との交友録、守備範囲の広い趣味の話、温泉と旅・・・などなど。雨の日の暇つぶしにちょうどいい。
今日の新聞の 折々のことばに今東光のことばが紹介されていた。「人生はな、冥土までの暇つぶしや」と。

枯れてたまるか! 嵐山光三郎著 新講社