平和の代償

いじめ・自殺、ホームレス殺害、残忍な家族殺害・死体切断事件・・・社会が病んでいる。
塩野七生さんはTV対談(五木寛之との)で、「これは平和の代償だ」と言っていた。
平和な世の中は、水の流れに淀みができて腐り水を生むのだろうか。
ただ戦争がないだけで「平和な世の中」とは言えない。
どうしてこのようになってしまったのか。
このような忌まわしい事件はなぜ連鎖のように続くのだろうか。
病んだ社会を正すのが、政治や教育の役割だろう。
それにしては卑しい政治家、責任逃れの教育者が多い。
どうも性善説が成り立たない。
性悪説前提の仕組みで防御するのではなく心の問題として解決できないか。
しかし宗教くさいのも「なんだかなー」なのだ。
「平和の代償」とは考えたくない。
もうすこし自分のこととして考えてみなくてはならない。