マーケティング

売れないのは誰のせい? 山本直人著 新潮新書
「広告は本当に有効なのか」という疑問をずっと持っていた。
年間2兆円もが訳のわからないところに消えていたように思っていた。
情報環境の激変(インターネットの普及)によって、広告のあり方が変わってきた。
消費者は検索力という力を持ちはじめたからだ。
マーケティングは4つのポイント4P(製品 Product 価格 Price 流通 Place 
プロモーション Promotion)が重要だといわれる。本書はプロモーションに軸足がある。
製品開発に当たってきた僕からすると、マーケティングはなくては困るのだけれど
どれだけ効用があるのかはっきりしない代物という感じがしている。
検索型広告に耐えられるのは、オリジナリティ・訴求力ということになろう。
ちょっとマーケティングに八つ当たりしたくなる。