ラスト・チャイルド

ラスト・チャイルド ジョン・ハート著 ハヤカワミステリ
一応読み終えた。
意外な結末で大団円。
妹を捜す少年と捜査担当刑事、少年の家族と親友、警察内部、性犯罪常習者・・・・
と登場人物が複雑で起きる出来事もついていけなかった。
こういうのを推理小説というのだろうか? 怪奇小説とでも言ったらいいようにも思う。
最後にそう言うことだったのかと納得(?)させられるのだが・・・・。
ちょっとプロットに無理があるのではないか。
でも最後まで読ませたのはその筆力なのだろう。
いくつかの崩れかけた家族小説であり、警察小説であり、少年の友情小説でもある。
筋書きを振返ろうとしても複雑怪奇。
これで読んだことになるのだろうか???