セラフィーヌの庭

今月のギャラリーめぐりはフランス映画「セラフィーヌの庭」を見ること。
この映画を見るまで、セラフィーヌ・ルイという女性画家の名前もその作品も知らなかった。
家政婦の主人公は貧しいながら自然を楽しみひとり奔放に絵を描いていた。
その才能を見出した画商とのこころの交流、舞いあがってしまった女性画家。
そして社会情勢の変化に翻弄される悲劇。
画商との出会いは運命を狂わせ、精神的にも病んでしまう。
自然のままのほうが幸せだったのだろうが、それでは才能は世に出ない。
セラフィーヌ・ルイ:1864-1942  アンリ・ルソーの後の素朴派の画家
山下清を想い浮かべたけれど、女性なので丸木スマといったところか。