山県有朋を見直す

山県有朋を見直す(外交・大陸政策では慎重だったと)動きがある(朝日新聞 5/9)。
統帥権独立を画策し軍部の暴走を招いた張本人が山県有朋と思っていた。
今読んでいる半藤一利著「あの戦争と日本人」(第4章 統帥権と日本人)でもそういう書き方だ。
見直し論はちょっと意外な感じがする。
戦後の猛反省からそろそろ見直そうという時期にきたようだ。それだけ戦後は遠くなったのか。
僕らの時代の日本史は大正以降はすっとばしてしまっていたからよくわかっていない。
山県有朋に関心をもっておきたいと思った。

この本・半藤一利著「あの戦争と日本人」(文藝春秋)は語りおろしということで読みやすい。
大きな岐路は日露戦争だった。太平洋戦争の敗戦はそこから始まる。