脱原発へ向けて舵をとる

福島原発は収束するどころか泥沼状態が続いている。
ここ数日、2冊の脱原発本を読んだ。

原発の闇を暴く 広瀬隆/明石昇二郎著  集英社新書
原発マフィア(原子力ムラ)の実態を実名を上げて糾弾。
上に弱い・権威に弱いという日本国民の特性が、かくも酷いマフィアを強力化させた。
国民の無知をいいことに、ここまでよくもだまし続けたものだと思う。
少々過激な論調だけれど・・・。

原発を終わらせる 石橋克彦編 岩波新書
原発を根本的に見なおすべき時がきた。
人がコントロールできない。核廃棄物の処理すら成り立っていない。
この本では14名の執筆者が冷静な議論を展開している。

それでも原発 動かすしかない  WEDGE(2011年7月号)
命より経済(お金)が大事なのか。