秋深まる八竜湿地

紅葉には今少し早いがヤマコウバシ、サクラ、ヌルデなどが色づきはじめた。
この秋は湿地の木の実が豊作で鳥たちにとっては食欲の秋となるだろう。

クロミノニシゴリの実に水滴が着いてガラス玉のようだった。
・ソヨゴやヒヨドリジョウゴの赤い実も宝石のように美しかった。カマツカの赤い実もみごと。
・ミヤマガマズミもしっかり実をつけていたが、彫りの深い葉柄のせいか老成した感じ。
・黄色に色づいたヤマコウバシ、ヤマノイモも秋らしい。
・緑のシダの群生のなかにウルシが赤く色づきコントラストが面白かった。
・ミツバアケビが大きく育ち実割れしていた。種子をつまんで口に入れると濃厚な甘みが広がった。
・いろいろな実を味見してみた。野性味たっぷりだが美味とは言いがたい。
・コブシは来年の準備が怠りない。花芽を大きくしていたが冬の暖房着を身につけていた。
シラタマホシクサは秋を惜しむよう。

ソヨゴ                 ヒヨドリジョウゴ

カマツカ                ミヤマガマズミ

クロミノニシゴリ            クロミノニシゴリ

ルリミノニシゴリ           ヌルデ

シラタマホシクサ           コブシの花芽

ミツバアケビ             ウメモドキ