パリ白熱教室(第2回)

格差をしめす指数にジニ係数があるが、総合的なもので原因の特定するには向かない。社会を3階層(富裕層、中間層、貧困層)に分けて、各階層の所得シェアを分析。各国の社会構造が歴史推移として現れてくる。20世紀前の社会は貴族が資産の90%を占めた格差社会だったが、産業革命後は労働者階層が育ってきて格差が少なくなってきた。上位層50%、中間層45%、下位層5%。第2次世界大戦によって資産が激減して一見フラットになったが、富が富を呼び、所得格差が拡大し現在に至っている。極端なのはアメリカ社会。ところどころ??(平均賃金2000ユーロの国で最上位1%が総労働所得の5%を保有するとき、最上位1%平均賃金=人口の1%が総労働所得の5%を所有→平均の5倍=2000×5ユーロ=1万ユーロ)。ピケティ教授が説明するとなんとなく納得してしまう。
累進課税制度は格差を少なくする方向だし、消費税というのは万遍なくかかるわけで格差を助長する。
デジカメでレジメをつくってみたが、たいして頭の整理にはならなかった。