オバマケアは一体どうなっているのか

沈みゆく大国アメリカ(堤未果著)によれば、医療をビジネスとしたため、医産複合体(製薬会社+保険会社+ウォール街)の餌食になってしまった。この間の久米書店(TV番組)に著者が登場してその主旨の発言だった。朝日新聞(1/24)のグルーグマン@NYタイムズでは反対の見解が述べられている。

医療保険制度改革の関連ニュースが相次いでいるが、支持者でさえ期待していなかったほど好ましい状況で推移している。すでに報じられている通り、保険に未加入の米国人の数は急減しているが、医療費の伸びは鈍い。いまや医療費のせいで家計難に陥った米国人が急減したという証拠も示されている。
これらはすべて、改革が医療保険の加入率を下げるとか、医療費の急増を招くとかいった悲観的な予測とは、まったく食い違っている。ではオバマケア(医療保険制度改革)が大失敗する運命にあると主張している人々の誰かが見解を改めるのを、目にすることはあるだろうか? 答えはおわかりだろう。

答えはおわかりだろうとあるけれど、よくわからない。こっちから見たのと向こうから見たのの違いだろうか?