万年筆インク紙

ここ数日、変な本に関わってしまったものだ(意地で読み続けてしまった)。著者は文房具フェチというのか文房具への異常なるこだわりを持つ。題名の万年筆インク紙について延々285ページにわたり書き下しているのだが、言いたいのはそれらはその人にとってに相性があるということ。万年筆のブランド、ペン先の構造、インクの印象、紙の書き心地・・・詳細を極める。共感するところは全くない。全く変人というほかない。それに付き合った僕も変人だなあ。単に文房具好きに過ぎないけれど・・・・。

万年筆インク紙 片岡義男著 晶文社