多崎つくるを読む

寄り道・回り道の読書をしている。村上春樹の「多崎つくる」。何気なく図書館の返却棚を見たとき呼ばれたような気がして手にした。ちょっと立体的な読み方をしてみる。
表紙の絵は、モーリス・ルイスの作品。google検索でその作品を眺める。アメリカの抽象画家、色彩に特徴がある。本の題名とつながる。
「ル・マル・デュ・ペイ 巡礼の年」リストのピアノ曲YouTube で聴く。
「ラウンド・ミッドナイト」セロニアス・モンクのジャズ・ピアノ。これもYouTube で聴く。
人間は、一人ひとり自分の色を持っている。このあたりからハルキワールド。
高校時代の仲の良かった五人組から何らかの理由でスポイルされた多崎つくる。15年後、その理由を探るため高校時代を過ごした名古屋へ。ストーリーが展開しはじめた。名古屋が舞台なので親しみを持つ。